音楽セラピスト
プロフィール
About Me
Therapist Profile
理不尽に拗ねていた日から
音楽セラピーを始めるまで
Journey
社会って、なんて理不尽なんだろう?Origin
新卒で入社した会社で配属が決まり、本格的に仕事が始まったばかりの頃に、休日出勤せざるを得ない時がありました。当然、心身ともに疲れ果て、案件が終わっても達成感といったポジティブな気持ちは一切持つことができませんでした。結局その仕事も、自分に合っているのかどうかよくわからず、すぐに転職。その後も数回転職を重ねましたが、いつも同じような状態になってしまいました。
仕事が重なり、ある夜には職場で急にお腹が痛くなり、そのままうずくまって終電を逃したこともありました。気分屋の上司、気難しいクライアントへの対応など、組織で働くにあたって避けられないモヤモヤもたくさんありました。挙げ句の果てに、残業が続いて休職したこともありました。
特に休職をしたときは、「頑張ってないわけじゃないんだけどなぁ」という思いが強く、報われない虚しさもありました。
音楽×対話に行き着くまで Encounter and Development
イギリスの大学で社会学を専攻していた頃、「音楽療法(Music Therapy)」という分野の存在を知りました。社会学には音楽社会学という領域もあり、音楽について研究をしている先生も少なくありませんでした。演奏会や楽器のレッスンとはまた違う雰囲気——特に、音楽の特性を活かして人に直接はたらきかけ影響を生み出すこの分野に、強く感銘を受けました。
ただ、当時は音楽療法の世界で仕事をするイメージが浮かばず、大学を卒業したあとは帰国して一般企業に勤めます。それでも、「音楽療法」のことは、ずっと心の片隅に残っていました。
片隅にあったその気持ちが再び溢れ出てきたのは、残業続きで休職していた頃でした。単純に、音楽に癒されたい、何も考えずにぼうっとしたいという気持ちもありました。自分が音楽療法を受けられる場所はないか探してみたのですが、音楽療法が活発に行われているのは、福祉・高齢者施設が多いことがわかりました。
色々と迷いましたが、その後、思い切ってすっぱり会社を辞めました。そして音楽療法について学び、数年かけて音楽療法士の資格を取りました。資格を取った後は、実際に施設で音楽療法士として働く機会を得ました。
音楽の現場で気づいた、昔の自分 Reflection
音楽を通して、さまざまなバックグラウンドの方々と出会う機会が増え、気づくことがたくさんありました。そもそも、健康で働く機会があるだけで幸運だったこと。もっと周囲を頼って、抱え込まずにいればよかったこと。昔の上司も先輩も、自分を助けようとしてくれたことがあったこと。周囲の方々も、自分たちのことでいっぱいいっぱいだったこと。もっと、人とのコミュニケーションを楽しめばよかったこと——。昔の自分は、周りや環境のせいにしてしまうことが多かったと振り返るようになりました。自分に矢印が向いておらず、拗ねてしまっていた、という感じです。
と同時に、安心して、もっと気軽に、仕事やプライベートのモヤモヤや理不尽さを相談できる場所があったらよかったのに、と思うことも。そしてそこに「音楽」という強力なツールを付け足すと、悩みの根本や、自分でコントロールできること・できないことがはっきりして、周囲に気を取られるのではなく、自分のことに集中できるようになる——そう考えるようになりました。
対話しながら、一緒につくる演奏 Dialogue & Improvisation
「音楽セラピー 心の相談室」では、ピアノを用いた即興演奏をメインにしています。私自身、ピアノは幼い頃から習っていました。特別な才能があったわけではありません。それでも、地道に、コツコツ、やめずにそばに置いてきたピアノが、今は私の仕事の真ん中にあります。
音楽セラピーの演奏は、コンサートのように技術を披露するためのものではありません。ご相談者さまのお話に耳を傾け、「どんなイメージに近いですか?」「この音はしっくりきますか?」と対話を重ねながら、気持ちや状況を一緒に音にしていく——いわば「一緒につくる演奏」です。主役は、いつもご相談者の皆さま。皆さまの言葉が、ご自身だけの音楽になっていきます。
頑張る人ほど、損をしてほしくない Belief
理不尽な出来事や、うまくいかないことに直面すると、やるせない気持ちになりますよね。そんなとき、丁寧な対話と、お一人おひとりの状況や気持ちに合った音楽で、「じゃあ、次はこうしよう」と少しでも先に進めるお手伝いをしていけたらと思っています。
勇気を出して音楽セラピーに来てくださった皆さまの勇気を何より大切にし、ご相談者の皆さまと音楽を通して丁寧に、心と思考を整えるお手伝いをしてまいります。
Key Achievements
- Music
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- Conducted music therapy focusing on mental care and thought organization for working adults, centered around improvisational performances.
- Provided music therapy at facilities supporting adults with physical, intellectual, and mental disabilities.
- Held music sessions at special elderly care facilities, private elderly homes, and day service centers for seniors.
- English & Education
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- Taught English courses at universities and vocational schools.
- Conducted English-Japanese translation and proofreading of business documents, interviews, and corporate websites.
- Reviewed essays and application forms for high school and university students.
- Qualifications
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- Certified Music Therapist by the Japan Music Therapy Association
- TOEIC L&R 960
- Tony Buzan Certified Practitioner in Mind Mapping









MUSIC THERAPIST「理不尽をチャンスに変える」。その願いが、今の仕事の原点です。対話とピアノの即興演奏で、働く大人の心と思考をそっと整えるお手伝いをしています。